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小・中学生が学ぶべきプログラミング的思考能力とは何なのか?

学習方法 小・中学生が学ぶべきプログラミング的思考能力とは何なのか?

ここでは小・中学生におけるプログラミン学習について簡単に説明していきます。どうしてプログラミング学習が必要なのか、プログラミングはどういった場面で役に立つのかを説明します。

〇見出し

1.    プログラミングとは
2.    プログラミングはなぜ必要?
3.    プログラミングでは何を学ぶ?
4.    どういった場面で役に立つのか
5.    まとめ

1. プログラミングとは


プログラミングという言葉は皆さん耳にしたことはあると思いますが、それが一体どういうものなのかはご存じでしょうか。とても難しいイメージを持っておられるかもしれませんが、プログラミング言語を使ってコードを創りあげていくのはだいぶ後の話です。小・中学生におけるプログラミング学習では主に、論理的思考力を身に付ける手段として使用されています。例えば、目隠しした状態でのスイカ割りをイメージしていただけると一番分かりやすいかと思います。目隠しした人物にどのように指示を出せばスイカが割れるのかを考えるということがまさにプログラミング学習の根本です。ただ「まっすぐ」や「曲がって」などでは自分の思う通りに動いてはもらえませんね。「まっすぐに5歩進んで」など、なるべく詳しく説明する必要があります。その説明の方法、手順、作業効率などを考えることがプログラミングではとても大切な学習となります。

2. プログラミングはなぜ必要?


プログラミングはなぜ必要なのでしょうか。とある研究では今後10年~20年でAIの発達によってなくなってしまう職種が49%あるという結果が報告されています。今ある約半分の職種がAIにとって代わられてしまう可能性があります。では人間は働かなくてもいいのでしょうか。そんなことはありません。人間にしかできない職種はありますし、機械を作る人材、マネジメント、メンテナンスする人材、実際に機械を使って何かを成し遂げる人材が必要です。その際にプログラミングの知識は必要不可欠です。しかし、現在日本ではITに精通する人材が全く足りていません。情報リテラシーというのですが、日本の教育は海外に比べて情報の教育がとても遅れています。今後日本が世界で活躍するためにも、子供たちへのプログラミング教育はとても大事な要素となってきます。


3. プログラミングでは何を学ぶ?


では小学校・中学校でのプログラミングの授業では何を学ぶのでしょうか。実は小学校でも、中学校でもプログラミングは必修化されていますが、プログラミングの授業はありません。小学校では算数の授業の一部として、中学校では技術・家庭の授業の一部としてプログラミングを少しだけ扱います。本当の科目ではありませんので、授業をするのも学校、先生の裁量にゆだねられています。プログラミングをお子様がどの程度学ぶかは学校次第になっています。まだまだ日本の教育では情報を本格的に学べるという環境ではないようです。小、中学生でプログラミングを学び、論理的思考力を養うことはとても大事だと思います。

4. プログラミングはどういった場面で役に立つのか


プログラミングはどういった場面で役に立つのでしょうか。プログラミングを学ぶということは論理的思考力を養うことに直結します。実際、論理的思考力を養うことは全科目でとても役に立ちます。数学ではもちろん、問題提起、分析、課題解決の方法を考える、方法の検証、修正、課題解決といったプロセスが必要です。これはプログラミングでも全く同じことです。プログラミングでは、課題解決のために自分以外のものを使用するといった部分のみ違います。ただ、プログラミング学習を続けていけば、数学的思考力を養うことができるということです。数学だけでなく、言語能力にも役に立ちます。プログラミング学習では、自分の考えをコード、または言語にして表現する必要があります。小・中学生では実際にコードや言語を使うわけではありませんが、コードの書かれたブロックをつなげて、自分の考えを表現する必要があります。どのようにコードを創れば、みんなに納得してもらえるのか、また効率よく伝えることができるのかを考えるという作業は、言語能力を養う上で、重要な要素になります。このように、文系・理系問わず、どの分野にもプログラミング的思考力は役に立ちます。

6. まとめ


プログラミング学習はとても大事であるということはご理解頂けたでしょうか。確かに日本には情報を教えられる先生が少ない、お子様にコンピューターを使わせるのには抵抗があるといった問題が様々あります。しかし、今後の日本の発展に間違いなく必要な能力であることは確かです。当塾でも「Wonder Code 英語×プログラミング」の授業を行っています。プログラミングは基本的にコードが英語表記なので、英語学習と一緒にプログラミングを学ぶというコンセプトのもと授業を行っております。英語は実際に使って、間違えて覚えていく科目です。座学だけで身につくものではありません。プログラミングも間違えて、どこが間違えているのかを分析、修正して学びます。「間違うことを恐れずにチャレンジする」ということは何をするにもとても大事なことです。当塾の生徒たちにはこの精神をぜひ身に付けてもらえればなと思います。



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